二つの映画評
先日、学生時代の友人Dr.Watermanが4年ぶりにL.Aから来日し、僕の通院の短い合間だったが歓談できた。彼は以前、僕のブログに感想などをよく書き込んでくれていたのだが、このところさっぱりなのは忙しいのだろうと気にしてもいなかったら、彼の言うことには、どうやらブログの設定が外国からの投稿に制限を設けているということだった。そこで調べてみたら、確かにそんな設定ボタンを発見したので早速解除しておいた。これで彼の退屈しのぎに貢献しそうだが、肝心の更新がこの状態ではなんとも言いようがない。
コロナが終わるまで、人混みには出さないという家人の頑なな決心(ワクチンなど打つものかという僕の頑なな決心に対応している)によって、芝居には娘が代参するという日々が3年も続いて、劇評をかくにも材料がなかった。もっともTVの劇場中継はいくつも録画してあったが、あいにく劇評を描きたくなるようなものは少ない。というより皆無であった。netflix YouTube AmazonPrime その他専門チャンネルなど他に見るものもあって、ブログの方は過去に書いたいわば在庫でとりあえず埋め合わせする状態である。チャットGPTが「日本を代表する劇評家の一人」と言ってくれたのはもはや過去の話になりそうで、新鮮さが重要な舞台批評には程遠い有様だ。
コロナが終わるまで、人混みには出さないという家人の頑なな決心(ワクチンなど打つものかという僕の頑なな決心に対応している)によって、芝居には娘が代参するという日々が3年も続いて、劇評をかくにも材料がなかった。もっともTVの劇場中継はいくつも録画してあったが、あいにく劇評を描きたくなるようなものは少ない。というより皆無であった。netflix YouTube AmazonPrime その他専門チャンネルなど他に見るものもあって、ブログの方は過去に書いたいわば在庫でとりあえず埋め合わせする状態である。チャットGPTが「日本を代表する劇評家の一人」と言ってくれたのはもはや過去の話になりそうで、新鮮さが重要な舞台批評には程遠い有様だ。
ところで、また在庫の話であるが・・・・・・。
この会談にはもう一人、理学部出身の友人k君が同席した。僕らは文科だが何しろ人数が少ない(一学部の定員は百人ちょっと、医学部は五十人)大学で、学生運動も盛んな時期だったので学部を横断して皆仲が良かった。こういう場合昔話が定番なのだが、k君が言い出した。
「ところで新柵には娘さんがいたね。」新柵君は経済だった。
その頃、僕らがやっていた劇団は「演劇集団 未成」といった。
新柵君は芝居がはねた後の批評会でよく僕と議論になった。だから僕らの劇団の活動には批判的だったのだと了解していた。
だいぶ後になって(2005年)映画のチケットを買ってくれと連絡が来た。チケットのスタッフに新柵未成を発見して驚いたが、どうしてなのかは聞かずじまいだった。新柵君とはその後何度か会っているが、その経緯を聞いたことはない。
それで、映画作りは今も続いているのか調べたら新柵未成は今も活躍中のようであった。
映画も時々上映しているらしい。
そこで、何かの足しになることを願って、もう18年も前のことになるが、映画評を再掲して読んでいただくことにした。
批評を書き始めた頃で、読み返すと不満もあるが、そのまま掲載することにする。
この会談にはもう一人、理学部出身の友人k君が同席した。僕らは文科だが何しろ人数が少ない(一学部の定員は百人ちょっと、医学部は五十人)大学で、学生運動も盛んな時期だったので学部を横断して皆仲が良かった。こういう場合昔話が定番なのだが、k君が言い出した。
「ところで新柵には娘さんがいたね。」新柵君は経済だった。
その頃、僕らがやっていた劇団は「演劇集団 未成」といった。
新柵君は芝居がはねた後の批評会でよく僕と議論になった。だから僕らの劇団の活動には批判的だったのだと了解していた。
だいぶ後になって(2005年)映画のチケットを買ってくれと連絡が来た。チケットのスタッフに新柵未成を発見して驚いたが、どうしてなのかは聞かずじまいだった。新柵君とはその後何度か会っているが、その経緯を聞いたことはない。
それで、映画作りは今も続いているのか調べたら新柵未成は今も活躍中のようであった。
映画も時々上映しているらしい。
そこで、何かの足しになることを願って、もう18年も前のことになるが、映画評を再掲して読んでいただくことにした。
批評を書き始めた頃で、読み返すと不満もあるが、そのまま掲載することにする。
二つとは、映画評「 眠り姫」と映画評「ホッテントットエプロン・スケッチ」である。
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