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2021年7月27日 (火)

広告コピーシリーズ「日本料理店」懐石料理 つきじ田村

懐石料理 つきじ田村

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つきじ田村のお正月は「波」で明ける。
といっても何のことやらさっぱり分からない。
それもそのはず「波」というのはこのたびの歌会始の勅題で、こちらでは毎年そのテーマを拝借して、料理をつくる際のモチーフにしているというのである。波形に盛り付けられたお造りとか、青海波模様の器、波しぶきを模したあしらいなどのように、料理人の想像力を駆使していろいろのところに、しかもさりげなくその主題を表現するのだ。そう思って料理をいただくと、また別の味わいが出てくるもので、食事がいっそう楽しくなる。
つきじ田村は文字通り筑地という東京の台所にほど近く、親子三代にわたる料理人一家で有名だが、意外にもそのルーツは関西にある。初代の平時現会長が、京、大坂で修行ののち、東京へ来たのが昭和の初期、震災後の東京が大きく変わろうとしている時期であった。そして戦後まもなく現在の地で開業したのだからお店の歴史はすでに半世紀にも及ぶ。
「いまでも京都大阪とは交流がありますよ」と自身も時々出張するという取締役料理長の乗附英明さん。
例えば、写真の吸い物の椀種はゴボウを海老のしんじょで巻いて上から上新粉で包んだものであるが、昔宮中で供されたものと言うことで、お正月とはいえ、やはり京風が感じられる。
乗附さんが板場に入ったのは、昭和三十八年のことで、その頃は営業時間に制限がなかったので、夜遅くまで忙しかったようである。
「料理をたっぷり召し上がっていただくというのがうちのポリシーです。だからお酒の量は意外なほど少ないんです」
お酒の誘惑を料理の方で覆ってしまうというわけではないだろうが、こういう気取りのない率直な考え方には大賛成である。

 

 

 


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