デザイナーになったぞ!
竹田青嗣 「欲望論 第二巻『価値の原理論』」に取りかかったとたん、予期せぬブレーキがかかってしまった。
使っていたアドビ社「Illustrator CS3」と「Photoshop CS3」が開かなくなって焦ったことが原因だった。
このソフトは、三十年近く前の、たぶんVersion3.0あたりから使い始めて延々金をかけ更新してきたものだ。いま、アドビ社はソフトのDVDでの売切りをやめ、Webによる期間使用契約に切り替わっている。他のソフトも合わせると年間二三万円もかかるし、「CS3」の機能で十分だからそのまま使っていたのだが、この間、突然「以前のJava SE 6ランタイムをインストールする必要がある」との表示が出て開かなくなってしまった。
Macは自動的に、と言うより勝手に、OSのヴァージョンアップをする。夜中に、再起動する「ジャーン」という音が何回か聞こえると新しいOSがβ版だろうとなんだろうと勝手に入ってくる。時間がかかるOSのインストールは夜中に限るというわけだ。
そのたびに少しづつ使えなくなるソフトが発生する。
「以前のJavaを再インストール」してもとうとう「Illustrator CS3」と「Photoshop CS3」は開かなくなってしまった。
四十才台からずいぶん稼がせてもらったソフトだから、しようが無いと諦めるのはいいが、では年間契約に切り替えるかといえば、とっても躊躇せざるを得ない。
開店休業の有様では、高額のソフトがあっても宝の持ち腐れである。
とはいえ、この二つの機能が我が愛用のMacからなくなると実に不便で不安。つまり、今までやれていたことができなくなるというのは実に恐怖である。
そこでフリーで使えるソフトを大急ぎで探してみた。
さんざん探し回ったが、代わりになるような機能のソフトは皆高額であった。
そのうちに、家人が恒例の年賀状制作を催促してきたものだから、多少の出費は止む無しと「Affinity Designer」と「Affinity Photo」締めて12,000円を購入した。
使っていた「Illustrator」と「Photoshop」とは使い勝手がまるで違った。
むろんその二つとも現在のヴァージョンはかなり進んでいるだろうが、新しくあつらえたソフトは画像の分析と処理の能力が格段にアップしていた。
例えば、風景の中の人物だけを取り除こうとすると、人物と背景の境界を読み取りその部分を削除し、人物の背後にあらたに背景を合成する必要がある。その離れ業が画像をなでるだけで瞬時に出来るようになっていた。あっ?消えた!まるで手品でも見ている気分である。
もっとも驚いたのは、いとも簡単にマスク画像を作れるようになっていたことだ。風にたなびく髪の毛の一本一本までごく自然に切り抜ける。それがたいした手間もなく出来るのには感動した。多彩なグラデーションの作り方も新しい発想だった。
こういうのは、時間をかければ「Photoshop」でも出来たが、僕に来る注文は画像処理よりグラフィックデザインやプレゼンテーションだったからあまり必要なかった。しかし、こんなことができたら、もっと役に立てたかも知れない。
せっかく購入したソフトだから早く慣れなきゃと思い、やっているうちにだんだん面白くなってきた。チュートリアル映像も多数あるから見てると厭きない。
そのうち、映像を見ながら自分でもやるようになったら、とうとうはまってしまった。夜中に目を覚ますと、やらずにいられなくなり、朝までかかって3D画像をつくる、なんてことが度重なるようになって、本を読むのがお留守になっている。
「欲望論」を読むのにあと二冊参照する本を同時並行で読んでいるので、第一巻のように一気呵成に読み上げるというわけに行かないが、そのうち「Affinity 」にも厭きるだろう。
いや、そんなことをいうためにこれを書いたわけではない。
これはつまり、僕の営業活動である。
チラシやポスター、ブックレットなどのグラフィックデザイン、コピーライティング、画像処理、年賀状制作、パッケージデザイン、などの他、Web用映像制作のご用命も承ります。制作費用はに相談に応じますので、お気軽にお声かけください。
よろしくお願いしますよ、皆さん!
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