2026年4月11日 (土)

懐かしき恋人の歌(ジャック・ブレル 1967年 )

懐かしき恋人の歌(曲:ジャック・ブレル 訳詞: 矢田部道一 1967年 )   ゆるやかな月日が 僕を包んでいるしあわせに囲まれ 僕は暮らしているだけどふと気がつくと 二十歳の日々をふり返っているあれからもう長い月日が過ぎ去っているのにOh mon amour 限りない優しさで 君を愛しんだ日々Je t’aime 今でも君が好きだ   愛し合う二人が なぜ別れたんだろう諍いの嵐が 吹き荒れた日もあ...

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2026年3月16日 (月)

劇評「三人の密偵」(劇団チョコレートケーキ)

配信で見るはめになったものだ。今更張作霖でもなかろう!)   密偵と言うのは所謂スパイのことである。劇に登場するスパイは、ジョン・ル・カレやフリーマントル、フレデリック・フォーサイなどの小説に登場するような冷徹で、機敏でスマートでプロフェッショナルな男たちではない。小説に比べて、現実世界は、そんなものでもなかろう、とは言え、互いに「オレは○○の諜報員だ」と利害の一致しない立場を名乗りあっていて、し...

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2026年3月 7日 (土)

「ミシュランガイド」と丸谷才一 それに『竹葉亭」

—その昔、男は食い物の話なぞしなかった—   丸谷才一が亡くなってから十年になる。そういえば我が国ではじめて「ミシュランガイド」が出たあたりの時分(2007年11月)、彼は、この”ガイド”の店を紹介する文章を批判してたな、と思いだした。そう思ったら、走馬灯のように(他に言い方を思いつかない)いろいろな思いが浮かんで、俄にそのいろいろを書き付けたくなった。(ぼくも、この年に、「『ミシュラン東京』だ...

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2025年12月16日 (火)

三宅香帆「『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』は、どこが間違っているのか」(飯田一史)はどこが間違っているのか。はなぜくだらないのか?

この間書いた「三宅香帆の『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』を読んで考えたこと」だが、なんだか新たな論争があるらしいと聞きつけて、行きがかり上、気になって、何事かと調べてみた。「なぜはた」(『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』をこのように省略して言うらしい。)の内容について異論を唱え、批判したのは出版ジャーナリストと言われている飯田一史氏である。年齢は四十代と言うから三宅氏と極端に離れて...

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2025年12月 7日 (日)

「煮干し」ラーメン、ほめてる奴は馬鹿野郎だ。

近頃、老若男女を問わず、そこいら中、食い物についてあれこれ言う奴ばかりになって、他に考えることはないのかと、かなりうんざりしている所だが・・・。大体昔から男は、食い物について旨いの不味いのと語ることはなかった。暇なのか忙しいのかはともかく、あちこちの料理屋に通う連中でも「あそこのあれは旨い」など、関心も薄いし、まして自慢げに聞こえることは口が裂けてもいうものではなかった。料理屋がものを食うためだけ...

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2025年11月 4日 (火)

youtube 投稿 「あれから二週間(君とラ・ボエーム)」

youtube 投稿 「あれから二週間(君とラ・ボエーム)」作詞作曲:井関真人                   以下の文章は、この曲をAIに解釈させ、映像を創造するとしたらどうなるかを試したものだ。とりあえず、文章で表現したものだが、作品の一部は、AIにつくらせた映像である。すごい時代になったと思うが、これでいいのかという気もする。     描かれた心情と状況の分析...

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2025年10月 2日 (木)

村上春樹の立ち位置

僕がかつて書いた「『井上ひさしさん、お別れの会』(丸谷才一)の近代文学史」 と言う文章の中に村上春樹について書いた部分があるが、なぜ彼はノーベル賞に遠いのかがわかるかもしれないので、今回はそこを抜き書きして紹介しようと思う。   丸谷才一が、「お別れの会」で読んだ追悼文の中で、井上ひさしの日本文学史における立ち位置を確かめようとして、平野謙の見解を参照している。平野謙は、1930年代初頭の日本文...

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2025年9月15日 (月)

三宅香帆「なぜ働いていると 本が読めなくなるのか」 を読んで考えたこと。

「京都に行ってくる。」と娘が言うものだから、何事かと思ったが、「推し」の作家だか評論家の講演イベントがあるとのことだった。帰ってから感想を聞いたが、対談の相手に不満があったようだ。YouTubeでもやっているから見たら、といわれてたので、何日か後に見てみると、評論家にしてはかなり若い女性だった。しゃべりは、思いついたことがそのまま速射砲のようにでてきて、まとまりがない。話しの中から論理的に何事か...

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2025年8月21日 (木)

「白神」旅情ー五能線と菅江真澄 その①

今頃になってコロナに感染した。熱が出ているのは承知していたが、たいしたことはあるまいと思って、いつもどおり透析の医院にいった。検温したら相当高い。念のためと言って、細い棒を鼻に突っ込まれた。結果はすぐにでた。「コロナです。」院長の若い女医は呆れた表情だった。ワクチンなど一度も打たなかったことを幸いだったと思っていたが、ここに来て感染とは・・・。いよいよ運もつきるか?もうコロナのウイルスは弱くなって...

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2025年2月27日 (木)

「北のまほろば」と「安東氏」という謎(その7)安東愛季と能代檜山

(どういうわけか、この「その7」がアップされずにいた。自分でNo.を間違えたのかと思っていたが、今度確かめてアップが『保留』になっていたことが分かった。安東愛季という戦国武将や北秋田一帯の歴史という肝心のことが書かれているので、慌ててアップすることにした。) △   前回、「北海道で命脈をつないだが、その後消滅する。」と書いたが、実際は、北海道に逃れたあと、十三湊、安藤康季・義季父子が捲土重来と...

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2025年2月 9日 (日)

// お天道様がみているぞ!

とりとめないことを書こうとしている。   前回、『保守のどこが悪い』と書いたが、あれには動機があった。その肝心の、何故そう思ったのか、を書く前に、結論だけをいって、おしまいにしてしまった。何故、「保守」のことに言及したかというと、大学時代の友達からメールで暮れの挨拶があったのだが、その中にとんでもない出来事が起きたとあって、どうにもやりきれない気持ちになった、というのが動機だった。それでいろいろ考...

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2025年1月11日 (土)

保守とは何か? または、「新聞やめた」

昨年末、長年とっていた新聞をやめた。やめると言ったら、販売店が飛んで来て、一月だけ延長してくれという。一か月延命したところで、新聞の状況が変わるわけでないだろうに。ろくに読みもしない、あの重たい新聞紙の束を捨てに行くのが、億劫になったことも大きい。冗談めくが、ナベツネも亡くなって、区切りがついた。そういえば、この男、東京帝大の哲学科で、共産党の細胞だったようだが、コミンテルン運動や共産思想もあの世...

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2024年3月26日 (火)

「北のまほろば」と「安東氏」という謎(その8、最終)

秋田空港は、昭和三十六年開港のときは、雄物川河口の海岸にあって、僕は一度降りたことがあったが、滑走路が短い上に、日本海からの強風の影響を受けやすかった。それで、1981年(昭和五十六年)、秋田市の中心から南東二十キロほど離れた山の中を切り抜いて新しくつくった。その少し北に雄物川の支流、岩見川が西に流れている。その川がつくったであろう北の河岸段丘に豊島城があった。いまは宅地の中の空き地で、痕跡は見ら...

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2024年2月26日 (月)

「北のまほろば」と「安東氏」という謎(その6)

話が、偽書の存在というとんでもない方向に進んでしまった。そろそろ、「安東氏という謎」に戻そうと思う。   ここまで、藤崎町が「浦」だったということに疑問を持ったので、それは何が根拠となったのか、その資料を調べてみようという気になったのがきっかけだった。すると、1948年頃に発見されたという、いわゆる和田家文書なる厖大な文書の中の「東日流外三郡誌」がその元になっていることが分かった。追いかけてみると...

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2024年2月 1日 (木)

「北のまほろば」と「安東氏」という謎(その5)

田沢湖町の四柱神社とは、生保内の街の東(田沢湖とは反対側の)の小高い山の麓にある、いわゆる鎮守の森の小さな社にすぎない。前回書いた「たつこ姫の墓」は、近所にあるちがう場所の青龍大権現という社のことだった。ただし、「たつこ姫云々」は『丑寅日本記』が根拠であるというから誰も信じてはいないというのは本当だ。訂正しておこう。   そこで、あらためて、四柱神社のことを調べてみた。写真では、杉木立の中に小振り...

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